大型運転免許の取得から就職まで 新たなキャリアへのチャレンジを
サポートします!
短期資格等習得コース事業がスタート
令和2年(2020年)度より、厚生労働省の就職氷河期世代の方向け短期資格等習得コース事業がはじまりました。
本事業は、トラックの運転に必要な大型・中型・準中型免許の取得から、業界知識の習得(座学講座等)、職場見学、職場体験等を組み合わせた「出口一体型」のプログラムとなっています。
現在、合宿での免許取得となりますが、プログラムの一部については土曜日やオンライン講習等を利用して取り組むことが出来ます。
事業に登録して、日本の物流を支えるトラックドライバーにチャレンジしてみませんか。

事業の目的

雇用環境が厳しい時期に就職活動を行った就職氷河期世代の中には、希望する就職ができず、不安定な仕事に就いている・無職の状態にあるなど、さまざまな課題に直面している方がいます。
そのため、厚生労働省では、就職氷河期世代の方々に向けた支援を行っています。
本事業では、トラックドライバーに必要な大型・中型・準中型運転免許の取得やキャリアコンサルティングによる相談、職業体験をセットでご提供し、トラック運送会社へ正社員として就職するまでを無料(免許証交付費等一部費用を除く)で支援します。
※現在、運転免許をお持ちでない方も、準中型運転免許の取得が可能です。
※本事業は資格取得の支援のみを目的とするものではなく、運送業界への就職を希望される方の就職支援を目的としています。

支援内容
トラックドライバーの正社員として就職を支援
本事業では、厚生労働省が就職氷河期世代の方々に向けた支援を行うため、「キャリアコンサルティング」
「資格取得支援」「職業体験」をセットで提供し、トラックドライバーの正社員としての就職を支援をします。
どんな支援が受けられる?
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トラックの運転免許の取得支援トラックドライバーに必要な資格を取る!
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物流・安全運転の基礎知識講習会物流業界・トラックの理解を深める!
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キャリアコンサルティングカウンセリングで適性診断!
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職場体験トラックの仕事をオンラインで現場体験
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就職支援トラックドライバーへの就職を支援!
本事業に登録している運送事業者の求人などを提供
※免許証交付の手数料、現地までの交通費など一部を除き、上記の支援がすべて無料で受けられます
物流・トラック運送会社に
正社員として入社!
(但し、必ず就職できることを約束するものではありません。)
仕事の魅力とメリット
モノが生産者や工場から消費者のもとに届くまでの流れを「物流」といいます。日本国内で運ばれる貨物約48億トン*のうち、トラック輸送は、この約92%を占めており、日本の貨物はほとんどがトラックで運ばれています。
トラックドライバーの仕事は、まさに日本の物流、そして経済の根幹を担う社会に必要な仕事です。

トラックドライバーの
仕事の魅力
さまざまな勤務形態の中から働き方が選べる
トラックの仕事は、車両の大きさや運送形態など、さまざまな種類があり、
配送形態によって働き方を柔軟に選べます。

中・長距離輸送工場~倉庫・センター間の輸送等
高速道路等を利用し、休憩や休息を取りながら、地域をまたいで活躍。(主に中型・大型トラックを扱う)
- ・大型車を運転できる
- ・全国のいろいろな地域に行ける
- ・1人での長時間業務のため、やりがいと達成感が大きい

地場配送・ルート配送センター~企業等への輸送
日帰りが可能な近場への配送が多く、生活に密接した地域で活躍できる。
- ・コンビニへの配送等、生活に密接した場所で働ける
- ・日帰りが多いので、子育てや家事と両立できる

宅配配送集配所~企業等・個人宅への配送等
宅配便を集配所から個人宅や企業等へ届けます。
一般のお客様に近い場所で活躍する「ドライバーの顔」
- ・お客様から感謝の言葉をかけてもらえることも多い

トレーラー(けん引)·
タンクローリー等※
トレーラー・タンクローリー・ダンプカーなどの特殊な車両で、大量の荷物を運搬します。積み荷は機械で操作するため、体力負担は少なめ。(主に中型・大型トラックを扱う)
- ・特殊車両を運転できる
- ・体力を使う場面が少なく、女性でも活躍できる
- ※本プログラムで取得できるのは、大型・中型・準中型のいずれか1つです。
- ※けん引や特殊免許の取得は本プログラムの支援には含まれません。
トラックドライバーのやりがい


現役トラックドライバーの皆様に「どのような人が向いているか」を聞いてみました
- とにかく車、運転、トラックが好きな人
- 気長に落ち着いて行動できる人
- 旅行、ドライブが好きな人
- 責任感があって一人でやり遂げたい人
労働環境の改善が進むトラック運送業
安全に対する取り組みや先進の安全装備の導入により、トラックの安全性は高まっています。
実際に、10年前と比較して、事業用トラックの事故は約40%も減少しています。
先進の安全装備の充実

事業のおおまかな流れ
就職氷河期世代の方向け
短期資格等習得コース
令和4年度4月以降に事業説明会へ参加された方のみ対象。
「登録申込」する。
事業説明会に参加参加された方へ申込登録フォームをメールでご案内いたします。
申込み条件はこちら
※本プログラムの参加には審査があります
※訓練期間中の事故などによる死亡、負傷、他人に対する損賠賠償責任に対する保険の加入が必須です。
キャリアコンサルティングを受ける
国家資格を持ったキャリアコンサルタントによる「キャリアコンサルティング」が無料で受けられます。
※お電話にて実施いたします
トラックの運転に必要な免許を取得する
トラックドライバーとなるためには、「トラックの運転に必要な大型・中型・準中型免許」が必要となります。
※教習所の混雑状況により、トラック運転免許取得訓練の開始までに期間が空く場合があります。
事務局にて手配した教習所にてトラック運転免許を取得していただきます。
取得の目安は2週間~4週間です※
※今回ご案内する教習所はすべて合宿免許の教習所です ※本プログラムで取得支援をするのは、大型(一種)、中型(一種)、準中型のいずれか1つです ※卒業検定までに学科(座学)、技能(実習)で必要な講習時間は、現在所持している免許の種類および取得希望免許によって異なります
業界講習の受講、職場見学、職場体験に参加する
運転免許取得後は、物流業界、安全運転の知識を深める講習を受講します。その後、職場見学、職場体験に参加することで、トラックドライバーの仕事・魅力の理解がより一層深まります。
※新型コロナウィルス感染拡大の影響により、上記プログラムは変更もしくは中止となる場合がございます。
よくあるご質問
- 「就職氷河期世代の方向けの短期資格等習得コース事業(トラックドライバーになるための運転免許取得支援プログラム)」は全て無料でしょうか。
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全てが無料ではありません。本事業の対象となる費用は下記のとおりです。
- ・教習所入所時に必要な料金
- ・入校時に設定した期間の基本教習料金、宿泊料金(合宿)
- ・検定料金(修了検定及び卒業検定 各1回分)
- ・卒業証明書交付料
- ・座学訓練の受講料
- ・職場見学・体験の受講料
- 訓練生として自己負担の必要な費用には何がありますか?
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受講にあたり、ご負担いただく主な費用は下記のとおりです。
- ・仮免申請交付料
- ・免許証交付手続き費用(運転免許センターにて係る費用)
- ・教習所ごとのオプションに係る料金
- ・本プログラムにて発生する移動に係る交通費(例:自宅-訓練施設間の交通費)
(訓練施設とは自動車教習所、座学講習会場、職場見学・体験を実施する事業所等を指します) - ・食費
- ・訓練期間中に加入する保険料
- ・入校時に設定した時間数をオーバーした分の追加教習料金、延長宿泊料金等
- ・検定不合格だった場合の再検定 受験料
- ・その他、A1に含まれない費用のすべて
- 教習日程の希望は通りますか。
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承っておりません。
おおよそ申込1か月後からはスケジュールを空けておくようにお願いいたします。
- 教習所は指定できますか?また日程変更や教習所の変更、キャンセルはできますか。
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教習所の指定はできません。全て合宿となりますが教習所は所在地などを考慮の上、事務局で決定します。教習所が確定した後の日程および教習所の変更、キャンセルは承っておりません。
※訓練期間中にご連絡が取れなくなる、または自己都合により途中で訓練を中止する等、事務局の指示に従わない 場合、訓練にかかった費用を自己負担していただく場合もございます。
- 教習の合宿期間中に外出や帰宅してもいいですか?
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合宿期間中の帰宅(自宅以外の外泊も含む)は認めておりません。帰宅されたことが判明した場合は、その時点で訓練を中止とさせていただきます。
補講や再検定などが必要になった場合は当初設定した教習カリキュラムを組み直すことになり、すぐに教習が再開いただけない場合もございます。次回の教習まで期間が空きましても訓練期間中は継続して指定の宿泊先で滞在いただくこととなり、同様に帰宅は認めておりません。
ただし、食料購入のために近くのコンビニ等への外出については認めております。ご不明な点や、やむを得ない事由などがありましたら必ず事務局までご連絡、ご相談ください。
- 教習所のホームページでは食事などの無料オプションプランが色々ありました。これは適用されますか?
- 教習所では様々なオリジナルのオプションプランが用意されておりますが、一般の方向けのサービスとなっています。当事業へ参加いただく皆様には、一律「Q2・A2」の部分をご負担いただきます。※必要であれば実費負担でのご利用は可能です。
- 新型コロナ感染症が心配ですが、合宿へ参加しても大丈夫でしょうか。
- 教習生や受講者の皆さま方が安心して教習や各種講習を受けていただけるよう各教習所では感染防止のための様々な取組を行っており、皆様にもマスク着用や手洗い等の感染予防へのご協力をお願いしております。ご心配な場合は、お申込み時期を改めてご検討いただくことをおすすめいたします。
- 「トラックドライバーになるための運転免許取得支援プログラム」で職業訓練受講給付金の手続き方法を教えてください。
- この事業の「事業説明会」にご参加いただき参加条件および内容をご理解の上、給付金申請を希望される方はお住まいの管轄ハローワーク窓口で職業訓練受講給付金の支給要件を満たすかどうかをご確認ください。職業訓練受講給付金を申請するまでには日数 を要しますので、早めにハローワークへご相談いただくことをおすすめします。
- 保険は必ず入らないといけないのですか? また、いつから入らないといけないのですか?
- 訓練開始前に傷害保険および個人賠償責任保険へ必ずご加入いただきます。電話審査が通過された方には加入手続きのご案内をさせていただき、事務局でご加入確認後に、順次ご案内をいたします。保険に加入いただけない場合は訓練を開始していただけません。
- 免許を取れば必ず就職先を紹介して貰えますか?
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トラック協会の会員で本事業に登録している事業者 の中から、なるべくご希望に沿う求人をご紹介いたします。なお、本事業では正社員での就職や就業条件を保証するものではありません。ハローワークや民間の求人情報を併用した、就職活動を推奨いたします。
※時期や地域によりご希望の求人が無い場合もございますのでご容赦ください。
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